リハビリテーション
一人ひとりの回復に向けて、スタッフが寄り添います
当院では、理学療法士・作業療法士・言語療法士が連携し、専門的なリハビリテーションを提供しています。
病気やけが、加齢によって失われた機能や能力の回復を目指し、運動や筋力強化、日常生活動作の訓練、コミュニケーションや食事に関する訓練を行います。
医師とリハビリスタッフが密に連携し、患者さま一人ひとりに合ったリハビリ計画を立て、身体的・精神的な機能回復をサポートします。

理学療法
理学療法とは、運動や物理的な手段を使って、病気やけが、加齢などによって障害を受けた身体の機能を回復させる治療方法です。
主に筋力を強化する運動や関節の可動域を広げるストレッチ、姿勢改善やバランス訓練などを通じて、患者さまが日常生活を自立して送れるようにサポートします。
理学療法士は、一人ひとりの状態に合わせたリハビリ計画を立て、患者さまの身体的な機能回復を目指して治療を行います。
作業療法
作業療法は、身体や精神に障害を持つ方が、日常生活で必要な動作や作業を再学習し、生活の質を向上させるための療法です。
これには、食事・身支度・掃除・買い物など、日常の活動を行うための訓練が含まれます。
一人ひとりのニーズに応じたプランで、患者さまが自分の力を取り戻し、自立した生活を送るためのサポートを行います。
言語聴覚療法
言語聴覚療法は、言葉やコミュニケーション、記憶・注意力、そして食事の際の飲み込みに関する問題を改善するための治療方法です。
発音や理解力、会話の能力が低下している場合、言語聴覚士が個別に対応し、言葉の使い方や発声を訓練します。
また、飲み込みに問題がある場合には、食事がしやすくなるように訓練や指導を行い、日常生活における自立を支援します。
患者さまの状態に合わせて、無理のないペースで進めることで、生活の質を向上させることを目指します。
リハビリ実績データ
2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
年間入院延べ人数 | 8,064 | 8,423 | 7,980 |
1日当たりの提供単位数 | 5.16 | 4.93 | 5.79 |
年間在宅復帰率 | 90.3% | 91.2% | 85.0% |
重症患者回復率 | 79% | 85% | 89% |